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2007〜2008年の相場振り返り(3)

長くなりました。読むのが大変でしたら1日おきにでも少しずつ読むことをオススメします(^^;)

 

春山さんがキャッシュ100%にしたというのが、とても気になっています。万が一に備えてという事でも、何か少し残すとか、リバースETFを買うとか、あるいはゴールドを買うとかもせず、なんで100%キャッシュなのか。

 

少し話はズレますが、1989年5月に日銀は公定歩合を2.5%から3.25%に引き上げたのを皮切りに、90年8月までに計5回の連続利上げを行ったが、バブル崩壊に決定的だったのは、90年3月の「不動産融資総量規制」だったと言われています。

 

FRBが今月公開した3月の議事要旨の中で、今後ゆるやかな利上げを行った場合、年後半には再投資を終了しバランスシートの縮小を始めることが適切になると判断していることが判明したとあった。それでNYダウは大幅下落となった。

 

2007〜2008年の下落相場に対しては、何回も利下げを行って相場を支えようとしていたが、信用不安の前では債券も金も売られてしまっていた。

 

今もし世界的な株価下落が始まってしまったら、どうするんだろう?利下げや金融緩和をしようたって、もうそんなに出来ないし。では何に投資したら儲かるのか。株も債券もゴールドもダメとなったら何に?だからキャッシュ100%なのか?

 

でも今回は戦争とかキナ臭い話で危機が始まるとしたら、やっぱり1周回ってゴールドがいいのかな?何にも投資するものがない中で、何かが上がり出したら、そこにいっそうお金が集中することになるのでしょう。

 

なんか自分で何を書きたいのか分からなくなってしまったので、この辺で終わりにします。

 

本文中にリンクを貼っていますが、それも含めて参考にしたリンクを書きにまとめておきます。

 

■参考にしたリンクまとめ:

<株>
07年株式市場ふりかえり(1)
http://money.mag2.com/invest/soubanote/2007/12/07.html

08年株式市場ふりかえり(1)
http://money.mag2.com/invest/soubanote/2008/12/081.html

1年以上前の去年の2月の記事。
「2016年の相場は2007年〜2008年(リーマンショック)の日経平均に似ている」
https://ytrsdijun.com/archives/6708

経済&マネー
http://kapok.mydns.jp/business/lehman-shock-n225/
「日経平均株価は2008年6月19日以降じりじりと下げ続け、54年2カ月ぶりの12営業日続落を記録しました」

 

<債券>
牛さん熊さんブログ
「2008年の債券相場を振り返る(まとめ)」
http://bullbear.exblog.jp/9356459/

「2008年の債券相場を振り返る」(詳細版)
http://bullbear.exblog.jp/9355202/


<為替>
「ドル円(USD/JPY) 2007年」
http://xn--1-nguwep56l.com/2007/

「ドル円(USD/JPY) 2008年」
http://xn--1-nguwep56l.com/2008/

 

<金価格>
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4454
http://d.hatena.ne.jp/kuma-to-hachi/20110624/1308876918

 

<サブプライム危機>
サブプライム金融危機(2007年8月) 
http://blog.goo.ne.jp/fu12345/e/fdf5d7657fb4c3d7c6bbe098d82ecad7

 

 

| daily082 | まとめ・反省 | 21:52 | comments(10) | - |
2007〜2008年の相場振り返り(2)

■2008年について
2008年の株式市場についても下記のブログが一番よくまとまっていました。

 

話はそれますが、こういうまとめ月次のまとめ記事と、その上にkokorinさんのその月のTOP画像を入れて、『株式相場絵日記』みたいのが残せたら面白いなと思っていたんです。私が不精ものだったために実現できず残念。

 

08年株式市場ふりかえり(1)
http://money.mag2.com/invest/soubanote/2008/12/081.html

 

この年は大発会でいきなり一時765円安を記録し波乱の幕開けとなった。日経平均は15000円割れで始まり、月末には13500円台まで下がった。

 

2月には東芝がHD-DVDからの撤退を表明し話題になった。3月にはベアー・スタ−ンズが資金繰り危機に陥り日経平均は12500円台に。

 

その後6月には14000円台を回復。7月にはWTIが145ドルのピークをつけた。

 

8月に再び13000円すれすれまで下がっていた日経平均は、9月14日のリーマン・ブラザーズ破綻(リーマン・ショック)を受け11000円台まで下落。10月にはなんと7000円割れまであり、年始の水準から半分になった!

 

http://xn--1-nguwep56l.com/2008/

 

NYダウは年始の12800ドルから、11月には8000ドルまで下がったが日経平均ほどの下げにはなっていなかったんですね。年末には9000ドルを回復。ただ、日経平均は2008年の安値をその後切らなかったのに対し、ダウは2009年3月の6600ドル台まで再度下落し、結局高値からほぼ半値になった。

 

ドル円は年始の108円台から、3月には97円台までの円高に。その後8月には110円台まで円安にもどったものの、リーマンショック後は再び急激な円高となり、12月には90円割れまであった。

 

===
もうかなり疲れてしまいましたが、債券と金も見とかないと。でもごく簡単に。

 

債券は、信用危機から一時売られるも(金利上昇)、大幅な金融緩和を受けて買われた(金利低下、価格値上り)という感じだったようです。

 

金価格は2007年の8月以降、サブプライム問題が表面化するに従い大きく買われたが、2008年の前半でいったんピークをつけ、その後は信用収縮で手持ちの金も売却されたとかでいったん下がりますが、危機後のジャブジャブの金融緩和を受けて再び大きく上昇、といった感じでしょうか。

 

| daily082 | まとめ・反省 | 15:15 | comments(0) | - |
2007〜2008年の相場振り返り(1)

1つ前の記事で、春山さんが2007/10/24以来のキャッシュ100%にしたようだと書きました。

 

そこで今日は家にいるので、当時の相場がどうだったかをネットで少し検索してみました。書いていたら長くなったので3つに分けてUPします。

 

その前にまず、その記事の中で書いた株式相場と利上げ関係ですが、1回目の利上げは景気がよくなった証拠なので「黙って買い」。2回目もまだ買いだが、3回目の利上げは株式相場もさすがに耐えられず下落局面に入って行く、と書いたし、それが普通の考えだと思っていたのですが、ネットで検索したら、そういう説は出てこず、むしろ利上げは買いだと書かれていました。

 

https://goo.gl/CXnh2c
https://goo.gl/JtFoDF

 

さて春山さんが2007/10にキャッシュ100%にしてお休み期間に入って、それがどのくらい継続されたのかは不明ですが、翌2008年の9月にリーマンショックが起こったので、そのくらいまでを振り返ってみました。

 

■2007年について
2007年の株式市場については下記のブログが一番よくまとまっていました。

 

07年株式市場ふりかえり(1)
http://money.mag2.com/invest/soubanote/2007/12/07.html

 

これによると、1月の時点では世界の経営者の9割が先行きに楽観的だった。日経平均は17353円台からスタートし、2月には18300円台まで上昇したが、そこがこの年の高値だった。

 

3月にはサブプライム問題が出てきたが、まだ大きな問題とはなってなかった。日経平均は年央までは18000円台を回復などしていたが、7月の参院選で当時の安倍首相率いる自民党が大敗し、9月には安倍さんも辞任、株式相場は大きく下がって行った。

 

8月にはサブプライム問題があちこちで表面化し、米株急落。日経平均も8/17には874円安の急落。3日で1500円以上の値下がり、16500円台に。

 

9月にはFRBが緊急利下げを行うなどしたが、年末の日経平均は15300円台まで下落。年始からは2000円の下げ。高値からは3000円の下げでした。

 

この年のNYダウは年始の12000ドル台が、10月には14000ドル台をつけ、年末は13000ドル台と、まだ大きな動きは出ていなかった。ドル円は年始の120円前後から、7月には123円半ばまであったものの、11月には108円台の円高となった。

 

「ドル円(USD/JPY) 2007年」

http://xn--1-nguwep56l.com/2007/

 

 

| daily082 | まとめ・反省 | 15:09 | comments(0) | - |
儲けるってどうするんでしたっけ?

昨晩の月は橙色(だいだいいろ)で、燃えるているようでした。今日天変地異が起こって「あれが予兆だった」と言われても納得の異様な月でした。

 

しかし天地がひっくり返っても、私が儲かる投資家になることはないだろうと思う1年でだった。よくもここまで逆に行くと思うほど見事に外れ続けた。少し早いですが今年を振り返ります。

 

まず今年一番のポイントだったのが、6月末の英国の国民投票日。その直前に確定拠出年金での株の比率を大きく引き下げてしまった。予想通りというか予想外にというか、Brexitが選択された事で日経平均は15000円を割れ、NYダウは17000近くまで下落したが、そこが今年一番の買い場だった。今や日経平均は18000円、NYダウは19000ドル。

 

次が米国大統領選の時。トランプさんが大統領に当選したら世界的な株価大暴落、円は一気に100円突破の円高になると思っていました。結果は真逆。トランプさん当選で、NYダウは連日の高値更新、円は一瞬100円割れるかと思ったが、逆に110円台の円安。

 

Brexitの後の戻りに取り残されたが、米国大統領選もあるからと見送っていたら、下がるどころか連日の高値更新。確定拠出年金は株の比率を大きく下げたままで、毎月の積立金もMMFみたいなのにして株は買っていない。

 

為替に関しては、2月に娘が持って帰って来た数千ドルを、どうせこれからは円安になると、ちょっと色を付けて125円で買ってあげたが、そこがピークだった。125円などつけるどころか、100円まで円高になった。トランプさん当選で90円台の円高になると思ったら110円。

 

ここまでハズレ続ければ美しくもある。更に小さなハズレならいくらでもある。ポケモンGO人気での株価の動きも読み誤ったし、ロシア関連も見ていただけで全く買ってなかった。東海運(9380)は日経平均が1000円安した日に12円とはいえ逆行高していたら、それから2週間で550円超え。

 

これだけハズレ続ければ儲からないでしょ。唯一良かったのは、確定拠出年金で株をゼロにしなかった事とか、株や先物を空売りしなかった事かな。

 

さすがにここまで上がれば調整するだろうとか、トランプ大統領が何をするかまだまだ分からないとか思って、いまだに買えない。だから株は上がり続けるのでしょう。

 

儲けるってどうするんでしたっけ?

 

| daily082 | まとめ・反省 | 00:48 | comments(5) | - |
2月の反省
ロスカット注文を入れなかったこと。これは鉄則だったのに、なぜか破ってしまった。

そしてもう2度と安いからと、下がっている銘柄を買う事はしません。

いつまでたっても禁煙できない人の禁煙宣言みたいではあるが、今度こそ守ります。

ケネディクスは1週間下げ続けた。

AGCapは月曜日S安で売りものを残していたので、火曜日の朝もう1回売り気配がでたところで買おうと思っていた。ところがヨリマエ150円まで下げていた気配が、実際には215円と前日比プラスで寄って来て、そこから金曜日まで毎日じり安。新株の行使価格の150円まで下がりそうな感じ。全くいいところなし。

あまりに何もかも上手く行かないので、新規の買いを見送った菊池製作所が1週間で2000円くらい上がって、やっぱりテーマが出た株はいいなと思い、カジノ関連で新規に買った銘柄はじり安。本当に、何もかもダメ。

株も仕事も、腰の調子も体調も、そして天気まで悪い!なんだこりゃ。

自棄にだけはならないようにしよう。

 
| daily082 | まとめ・反省 | 15:09 | comments(3) | - |

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