「UBSがクレディ・スイスに1株0.25フランで買収提示」というニュースを見た時は、決まったもんだと思ってホッとしましたが、クレディ・スイスは安すぎるといって反対しているとの続報。金曜の引けが2フラン割れの1.86だったので、それの約8分の一の値段。高いとは言わないけどクレディ・スイスはそんな事言える立場なのか?
いずれにしても月曜日の東京市場が開くまでに妥結しなかったら世界金融恐慌になりそうですよね?ならないかも知れないですが、ただじゃ済まない感じはしますよね。
色々ネットのコメント読んでたら、世界金融恐慌をにらんで誰が先に折れるかのサドンデスと書いている人がいて、その通りと思いました。
またクレディ・スイスの顧客の大半がスイス国外だから、スイス中央銀行が補償・保証なんかするはずがないから統合は不成立に決まっているとか言ってる人もいた。
どうなるんだろう?
先週末のCMEの日経平均先物はただでさえ大証比で600円安近い値段になっている。クレディ・スイスの救済が決まらなければ軽く1000円安から始まるでしょう。
週末nzk082と会っていましたが、彼曰く世が世なら中国が出てきてクレディ・スイスを買っていたんだろうけど今の世界情勢では無理との事。
為替については中国、ロシア、サウジ、イランあたりが「原油の決済は中国元で行う」とか言ったら、、、、という懸念があるからドルは上がらないのではとの事。
これで統合が破綻となったらドルは暴落?フランは?ユーロは?まさか一番蚊帳の外にいられそうな円の独歩高?
2008年のリーマンショックの時は、結局は紙幣の印刷を増やして危機を乗り越えた。その際、増えたお金は破綻回避のために使われたからインフレにはならなかったとか。そう考えると、FRBは利下げする?
とりあえず明日の東京市場がオープンするまでに残された時間はわずか。
あなたがこのBLOGを見た時には、もう結果が出てるかも知れませんね。このBLOGの危機感が笑いものになってれば嬉しいですw
関係ないけどマクロン大統領が年金改革を強行採決。これぞ政治家。国債発行残が手に負えない規模になってるのにまた3万支給だとか5万支給だとか言い出した岸田首相と与党は狂っている。気骨のある政治家・政党は日本にはいないのか?