eワラントなら「とらのすけさん」に語って欲しいところですねw 最近はどうしているのでしょうか。
eワラントの「e」はなんなんでしょうか。デジタル?考えたこともなかったのですが、ちょっと調べて考察してみました。
昔は(今もあるのかもしれませんが)、ワラント債というのがあって、社債と新株予約権がくっついて発行されて、発行後に分離され、その社債部分がポンカスとか「Ex-warrant」と言われてたのですが、、、、あれ、社債の方に「E」が付いている。
でもeワラントは新株予約権の方です。投資対象を一定の価格で買える権利だけの証券ですね。
昔は実際に新株予約権も紙の有価証券があったので、それに対してeワラントは紙はないよ、デジタルだよ、という意味での「e」なのだろうと思いました。
ただeワラントの今ある銘柄を見たのですが、思ったよりとても銘柄が少なくて、期限も短かったので期待はずれでした。だから興味は債券先物オプションに全集中ですw
ただここで終わりではなんか不親切な感じがするので、ご存じかと思いますが、一応説明させて頂きます。
適当な例ですが、例えばいま400万円のビットコインを来月までなら450万円で買える権利が1万円であったとします。この1万円がeワラントの価格です。ビットコインがもし1か月の間に460万円になったら、その権利を行使して場で売れば(460-450)で10万円になるので、eワラントの値段も10万円になります。
「プラス5倍」とかいうワラントだと、5倍の値動きなので、この場合10×5=50万円になります。1万円が1か月で50万円。宝くじのようなもんですね。これがeワラントのイメージです。
さすがに1か月で450万円にはならないだろうと思われれば、この例のように1万円とかで買えるのですが、ビットコインならそのくらいにはなると思う人が多ければ最初の値段が30万円かもしれません。ただ期間が1か月しかないというのも安く買える理由です。
1か月間で449万円になったとしても、450万円以上になってなければ「0」になってしまうんです。この点でも宝くじと一緒の感じです。この時間に対して払われる値段分が時間的価値というものです。
1か月物より2か月物の方が時間的価値は高いですし、別の言い方をすれば時間的価値は日々少なくなっていくので、よほど思惑通りに動かないと、時間的価値の減少だけでやられてしまうというものです。
ただこれを書きながらもう一度今度追加されるeワラントの名称を見たら『ビットコイン先物リンク債プラス5倍トラッカー』及び『ビットコイン先物リンク債マイナス3倍トラッカー』となっていました。
私もこれは全然知らなかったのですが「トラッカー」というのは「eワラントにある時間的価値の減少がトラッカーにはない」とHPに書いてあるので期限はないようですね。いつまでも期限がこない宝くじのようなものだったらいつかは当たるかもしれないから最高ですね。そんな商品ってあるのかな?
追加されたらちょっと見てみたい気もしてきました。
「eワラント」
https://www.ewarrant.co.jp/about/tracker/