毎日のようにBLOGを更新しようと思いつつ、半月ぐらい経ってしまいました。時間がなかったのも確かなのですが、本当は更新する気がなかったんじゃないかと思っています。
あまり何事にも興味がなくなっていて、ある時「これって鬱(うつ)なんじゃないの?」と思って自分で自分にビックリしました。そんな事があったくらいで、個人的には相変わらず何もない平々凡々の毎日を送っています。周囲の知人をみると、不景気で大変です。文字通り「血のしょんべん」を流しながら激務を続けている人や、給料が遅配になっていたり、証券会社を辞めて時給数百円のアルバイトでどうにか食っている人や、みんな大変そうです。
一度相場を離れると、なんだか相場が恐くなります。パンダが赤ちゃんを産んだ、と思ったら死んじゃった、で上下する相場。メルケルさんの発言で一喜一憂する相場。よくそんな中で儲けている人がいるものです。
以前から時々読んでいた人のBLOGを久しぶりに見たら、先週末で退社しましたとあって驚きました。かなり優秀そうな人なので、この人は多分もう働かなくても食べていけるだけのお金は持っているのでしょうが。
http://blog.livedoor.jp/mkubo1/
一方で、ここの人は1年でテスト資金ですが5倍にしたとあります。
http://blog.livedoor.jp/avexfreak/
全然話題がなくて申し訳ないのですが、最近読んだ『僕は君たちに武器を配りたい』瀧本哲史著の中で、投資家について書かれた箇所がありました。
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「ブームになってから投資すると、死ぬ」というのが投資の鉄則だ。誰も投資など考えられない、焼け野原のようになっているときに投資して、誰よりも早く実った果実を回収し、「まだまだ儲かる」と普通の人が思い始めるタイミングでさっさと身を引く。これが、成功する投資家に共通する思考法だための。世界でもっとも長期にわたって成功している投資家一族、ロスチャイルド家も、この考え方で莫大な資産を築いてきた。「地面に死体が転がっているような不景気なときに投資をし、まだ早すぎるというタイミングで売り抜けろ」というのがルールなのである。
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こんな投資家があこがれでした。この本、投資本ではないですが面白い本でオススメです。
■米国株券小話
アメリカの株券を見ていて気がついた事があります。「LESS THAN 100 SHARES」などと印刷されている株券は、実際の株数は株券にスタンプで「40」とか「5」とか押されているという話は前回書きましたが、株数がパンチで穴が開いているんです。
株券の右側に、縦に「0から9」までの数字が2列並んでいて、例えば40株だと一列目の「4」と二列目の「0」に穴が開いています。5株だと「0」と「5」。スタンプだけだと不正に書き換えてしまう人がでてくるかもしれないので、物理的に穴を開けるというのはいい方法ですね。
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評価:
瀧本 哲史
講談社
¥ 1,890
(2011-09-22)
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