平成から令和の時代になって、いよいよ社会全体が委縮する雰囲気がある今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしですか？
この歳になると、自宅には不用品がゴチャゴチャしていて、いつまでも片付かない自宅に本当にウンザリしるのは自分だけでしょうか...
さて最近見聞きした近所の話題から:
オジサンの住む都心じゃない県郊外エリアでも、いまや都会で流行りなんでしょうか、断捨離（だんしゃり）や終活に託けた身の回り品の整理が流行りみたいです。
各自治体指定日の不燃物のゴミの日には、それこそ色々な家財道具が捨てられているのを良く見かけます。まぁそれは最近じゃ別に特別でもなく街の日常風景なんですが、どうもそれだけじゃないみたい。
先日も、実家の知り合いなんですが、その方（ご高齢のご婦人）は配偶者である夫に先立たれながらも、庭つきの自宅（戸建て）、程々の資産（年金）で趣味に近所付き合いに精をだし、悠々自適な生活を送っていたそうです。
それがある日、人の良さそうな若者？が「自宅にある品々の整理をお手伝いします、また不用品は高価買取します」と業者である事を名乗って近づいたそうな。最初は玄関先で資源ごみなどの回収を丁寧に行っていたが...
その彼は、いつの間にか家の中にに上がるようになり、遂には亡くなった夫の遺品や趣味の品々などをほど良い価格で買い取る旨を伝えた。その方（ご婦人）最初は少し不審がりながらも、ちょくちょく片付けを手伝ってくれるし、親身になる若者（＆業者）を信頼し最後には、言い値で自宅の品々処分してしまったらしい。
後から分かった事では、安いモノを程よく高い値段で買い取り、中古品でも高級な品々は、ほとんど捨て値で買い取られた。つまり、初めから�牴，掲磴�”目的で近寄ってきた業者にイイように扱われ、そのうちに自身の装飾品や服飾（和服等）までもどんどん安値で処分させらられた、そう「断捨離」の一言で...
そのご婦人は既に家族が独立して身近におらず、直ぐに相談する相手も見つからなかったし、なんとなく相談するキッカケもなかったみたいで気が付くと、家の中らがガランと何もない殺風景な部屋ばかりになったらしい。
偶然、この事態を指摘した近所の知人にも、「人の良い若者に良くしてもらい、おまけに家の中も綺麗に整理できて、もういつでも終活完了ね」だそうです。後から、別居の家族が心配したけどそれもアトの祭りでした。
知り合いの警視庁生活部にいた同期に聞いたら、「これは犯罪事案じゃないから申告しても事件として取り上げることはできないね」、だって。業者は高額な中古品を廉価で買い取りを目的としているけど、キチット明細や領収書を発行しているし、売主自身が買い取りを依頼しているから不法行為で契約解除したり反故にすることも後からは難しそうな。
（第一この手の故売屋事案は警察は殆ど相手にしないとの噂？）
曰く、初めから高額な金品（旧物品税対象品）ばかりを狙う輩は昭和の頃からいたそうです。でも今の時代、詐欺や強奪するようなバカな真似は少ないみたいで、半ば合法的なビジネスでやっているのが当たり前だし、個人でも古物転売は普通じゃないの？と言ってました。
以上、明らかにグレーなシルバー関連事業？ですが、最終的に売主が満足したならば外野がとやかく言う事じゃないし、現金を巻き上げられる犯罪ではない（少額だが手元に現金が残る）ので、後からあえて部外者が役所や警察に訴える事案でもなさそう。でも何か腑に落ちない気持ちになる今日この頃でした。
まぁメルカリやラクマ、またお宝やとかトレジャーファクトリーなんて企業が話題になりますが、どうなんでしょうか...〆（＾＾）
